バモスのハイルーフバージョン ホビオ
2018年5月をもって生産を中止したホンダの軽自動車、バモス。
そのハイルーフバージョンとして、より軽バンとしての機能を高めたのが2003年に追加されたのがバモスホビオです。
エクステリアもフロントマスクが独自のデザインになるなど差別化が図られています。
新車時の販売価格は119.1〜162.8万円で、エンジンは直列3気筒でターボも用意されていました。
エンジンを後輪車軸前に搭載する、いわゆるミッドシップレイアウトを採用し2WDと4WDが選べました。
気になる燃費はJC08モード燃費で14~16.8km/L、10/15モード燃費で14.2~18km/Lでした。
グレードは、ベーシックな「M」、装備を充実させた「L」、「ターボ」の他に4ナンバー仕様の「PRO」が用意されていました。
ボディカラーは最終仕様ではブラックパールやホワイトパールなどベーシックな色を中心に6色が用意されていましたが、モデルライフの途中では鮮やかなブルーや赤紫色など、ちょっと派手めな色もラインナップされていました。
なお、2018年7月現在、中古車の平均価格は48万円となっています。
バモスホビオのサイズは?
全長、全幅はベースとなったホンダバモスと同じ3395㎜×1475㎜ですが全高はハイルーフ化で1880mmとなります。
室内寸法は全長 x 全幅 x 全高=1645㎜x1250㎜ x 1385㎜とこちらもハイルーフになった恩恵で高さ方向にかなり余裕があります。
後席を格納した状態で運転席を最後端にしても荷室長は1860 mmを確保しており、26インチのマウンテンバイクが二台、余裕で搭載可能です。
さらに運転席を最前端にすれば、軽自動車でありながら大人二人が余裕で横になれるスペースが出現するので車中泊にも最適でしょう。
乗り心地はリアサスペンションにもリーフスプリングを採用したことや、荷物を多く搭載することを想定しやや固めです。
しかし、後席でもシート下につま先を入れられるスペースを確保するなど、スペース的には余裕の広さで、軽バンがベースであることを考えれば十分快適な乗り心地を確保しています。
エンジンが運転席から遠い位置にあるので、一般的な軽バンとくらべて静粛性が高いのも特徴です。(出典:HONDA バモスホビオ)
DIYでアレンジ可能な室内
バモスホビオは単にバモスの背を高くしただけではなく、室内にもさまざまな工夫が凝らされています。
特徴的なのは室内28か所に設けられたユーティリティナットで、ディーラーオプションで用意されたパーツ以外にもホームセンターで手に入る市販のポールなどを組み合わせることにより自由なアレンジが可能です。
その他にもものを吊り下げたりするのに便利なユーティリティフックが8か所、自転車などを固定できるタイダウンフックが4か所と搭載する荷物に合わせてさまざまな使い方ができるようになっています。(出典:バモス 4WD M type)
まとめ
ホンダバモスホビオは基本設計が古いことから、ホンダN-VANなど最新型の軽自動車に比べると走行性能や安全性能、燃費や乗り心地など快適性の面ではさすがに及びません。
しかし、ミッドシップならではの小回り性能や広大な室内空間など、新型にも負けていない部分も少なくありません。
中古車価格も比較的リーズナブルなのでセカンドカーとして導入するのもよい選択ではないでしょうか。
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