ハイブリッド車マイナーチェンジの変遷
2015年の発売以降、幾度か実施してきたマイナーチェンジですが、代表的な変更を振り返ってみましょう。
2016年8月、フロントマップランプ、ルームランプ、ラゲッジルームランプがLED化されました。
2017年9月、Honda SENSINGが全グレードに標準装備。
ハイブリッドシステムにSPORT HYBRID i-DCDを実装。
大きな変化は以上2回です。
燃費性能について
ハイブリッド車のJC08燃費は
FF:34.4km/L
4WD:27.8km/L
と、シャトルサイズのクルマの中ではトップクラスの低燃費を誇ります。
実燃費で言うと、都会と高速を半分づつ利用した時は23km/Lくらい。
他の口コミ評価を見ると16~25km/Lとまばらです。
これはアクセルの踏み方や積載重量が異なることが起因していると考えられます。
一般道を60km/L程度で走るのが最も燃費がよく、山道など車重が影響しそうなシチュエーションでは燃費が伸び悩む傾向にあります。
ハイブリッドシステム
ハイブリッドシステムが介入するのは主に以下の5パターン。
1.発進加速
高出力モーターとバッテリーのみで静かに発進します。
2.低中速クルーズ
エンジンを切り離しモーターのみで駆動します。
3.加速
エンジンにモーターアシストが加わります。
4.高速クルーズ
エンジン主体となり、モーターはあくまで補助的な役割を果たします。
5.減速
ブレーキ時に回生エネルギーを発電しバッテリーに充電します。(出典:HONDA シャトル)
その他特徴
ロードノイズは非常に少なく、先代のフィットシャトルほど室内でうるささを感じることは無くなったと言う声が聞かれます。
ハイブリッド車でありながら室内が広く、特にラゲッジエリアの体積の広さは群を抜いています。
助手席下に燃料タンクを配置するセンタータンクレイアウトによって、車内空間を確保。
後席に座っても前席に足が当たることはありません。
荷室は570L確保されます。
まとめ
現行販売されているホンダのシャトルハイブリッドは汎用性、安全性に特化した車両です。
高級ホテルで送迎しても絵になる車としてこれからも親しまれていくことでしょう。(出典:HONDA シャトル)