ボディサイズ・価格がほぼ同じ

世界的に流行しているSUV、トヨタとホンダもさまざまなモデルを用意しています。

ホンダでは国内での復活が決定したミドルクラスのCR-Vとコンパクトクラスのヴェゼル、トヨタはラージクラスのランクルを頂点にミドルクラスのハリアー、そしてコンパクトクラスのCH-Rがラインナップされています。

中でも売れ筋はコンパクトクラスで、直近の2018年5月のデータではヴェゼルは月間3,860台、CH-Rは5,536台を販売し、両車ともトップ20位以内にランクインしています。

価格もヴェゼルが1,965,000円~2,926,000円、CH-Rが2,290,000~2,929,200円とほぼ同じです。

ボディカラーは、ヴェゼルがプレミアムクリスタルレッドをはじめ8色から、CH-Rもネビュラブルーメタリックを含む8色から選べるようになっています。

なお、CH-Rではルーフカラーをホワイトもしくはブラックにするツートンカラーバージョンが選べるようになりました。

ツートンカラーは世界的に流行の兆しを見せており、ホンダでもジェイドが採用したことから、ヴェゼルにも登場するかもしれませんね。

ヴェゼルは2014年にデビュー、いきなり国内累計受注台数100,000台を突破するなど市場からも高い評価を受けて大ベストセラーとなりましあが、CH-Rはそれを追いかけるように2017年に登場し、こちらも販売1か月で受注台数約48,000台を記録する大ヒット作となっています。

ボディサイズや仕様の違いは?

ヴェゼルのボディサイズは全長×全幅×全高=4295×1770×1605mm、一方のCH-Rは全長×全幅×全高=4360×1795×1550mmとほぼ同じ、若干ヴェゼルの方がコンパクトで車高が高くなっています。

しかしCH-Rはデザインを優先させたため、窓面積が小さく、特に後方視界についてはモニターなしでは少々不安なほどで、実際のサイズ以上に取り回しがしずらいという評価を下さざるを得ません。

また、窓が小さいことから後席では閉塞感が強く、シートやスペース的には十分ながら狭苦しい印象がつきまといます。

一方のヴェゼルは窓面積も広く、また着座位置もSUVらしく高いことから取り回しで苦労することはまずないでしょう。

荷室も広く、床が低いことから荷物の積み下ろしもやりやすく、アウトドア用品を大量に積み込むSUV本来の使い方であればヴェゼルの方が向いています。
(出典:HONDA ヴェゼル)

動力性能や燃費は?

エンジンはヴェゼルが1.5Lガソリンとそのハイブリッド版、CH-Rが1.2Lターボと1.8Lハイブリッドとなっています。

エンジンのスペックだけをみればCH-Rの方が有利なはずですが、車重がヴェゼルより200㎏近く重くなるため、大きな差は感じられません。

気になる燃費性能ですが、ヴェゼルが19.6km/L~27.0km/Lなのに対し、CH-Rが15.4km/L~30.2km/Lとさすがにプリウスの血を引くだけあってハイブリッドの燃費ではCH-Rがリードしています。

今や燃費と並んで重要なファクターとなった安全装備ですが、ヴェゼルはホンダセンシングを、CH-RはトヨタセーフティセンスPと、最新の安全運転支援システムを標準装備している点は評価できるでしょう。

基本性能は同等ですが、歩行者を検知し、衝突回避をアシストする機能がある点でホンダセンシングの方が有利です。
(出典:CH-R)

まとめ

サイズや価格も非常に近くライバル関係にある両車ですが、キャラクターはずいぶんと異なります。

CH-RはSUVというよりもクーペのようなスタイリッシュさを優先させたパッケージングで、ヴェゼルと比較すると、ファミリーカーとして購入するにはある程度の割り切りが必要となるでしょう。