2017年9月29日の発売以来、話題を呼び続けているホンダ シビック。そこで考えられるのは、シビックの車体後部にリアウイングを付けるにはどうすれば良いかということですよね。

乗用車やスポーツカーをベースにしたレーシングカーである、いわゆる「ハコ車」にはリアウイングが付けられています。そのようなスポーティーな見た目にしたくて、リアウイングを付けたいという方は多いと考えられます。

そこで今回は、ホンダ シビックに組み合わせられるリアウイングについて解説します。

リアウイングとリアスポイラーの違い

まずは、予備知識として、リアウイングと、それと混同されやすいリアスポイラーの違いについて解説します。

リアウイングとは?

リアウイングとは、車体後部に付けられた、二本の支柱と一枚の「翼」と言われる板でできたエアロパーツです。走行中の空気抵抗を抑制させ、車体を下に押し付け、いわゆる「ダウンフォース」を生み出します。これにより、後輪のタイヤのグリップ(曲がりやすさ)を向上させます。

リアスポイラーとは?

リアスポイラーとは、車体後部につけられた、支柱がなく、一枚の板のみで構成されたエアロパーツです。

車の屋根の上やサイドを流れてきた空気の流れをスポイラーに当てることでダウンフォースを発生させ、車体を安定させます。

リアウイングとリアスポイラーの違いとは?

リアウイングは車体後部に二本の支柱を伴って装着するのに対し、リアスポイラーは車体後部に直接装着します。

また、リアウイングは空気抵抗を抑制するのに対し、リアスポイラーは空気の流れをスポイラーに当てて変化させることで車体を安定化させますが、リアウイングほど、機能性はそこまで高くないようです。

シビックのリアウイングはいかなるものなのか?

それでは、シビックの場合、リアウイングとの関係性はどうなのでしょうか? シビックは、一般大衆向けであるハッチバックとセダンには、元からリアウイングは存在しません。しかし、スポーティーモデルのType-Rには、初めからリアウイングが存在します。

以下に詳細について解説します。

純正品はどんなものなのか?

シビックのType-Rのリアウイングは、前後の端が反りあがっており、まるで靴べらに支柱が伴ったような見た目です。

支柱とウイングの各継ぎ目に設けられた突起が、空気抵抗をコントロールするのです。

※ホンダの公式サイト及び、シビックType-Rの主要装備表では、ウイングを「リアスポイラー」と表現していますが、二本の支柱が存在する以上、こちらでは「リアウイング」と表現させて頂きます。
(出典:シビックType-R リアスポイラー)

オプションパーツはあるのか?

ホンダのオプションパーツは、公式サイト内の「Honda Access」で全てを知ることができます。

シビックType-Rの場合、リアウイングは「テールゲートスポイラー」として、カーボン製のものが用意されています。価格は税込で172,800円です。

レッドポリエステル綾織りで美しく彩られているので、皆さんも画像などでチェックしてみてはいかがでしょうか?

一方のセダンとハッチバックは、メーカー側ではリアウイングやリアスポイラーのオプションは用意されていないようです。しかし、Type-R用の「テールゲートスポイラー」よりもはるかに安い価格で、ネットショップやオークションで売られています。
(出典:シビックType-R テールゲートスポイラー)

リアウイングは後付け可能か?

さらに気になるのは、シビックを購入後、後からリアウイングを装着することが可能かということではないでしょうか。

実はシビックは、車さえ動けば、いつでもリアウイングを装着可能です。以下にその詳細について解説します。

後から購入したものに替える

シビックのリアウイングは、Type-R用のオプションの他、セダンやハッチバックも、カーパーツの専門店やヤフオクで購入可能です。

リアウイングによっては、付属の説明書で取り付け方を見ることができますが、さらに分かりやすくイメージできるように、関連する動画を視聴してみるのも良いでしょう。

自作でパーツを集めて作る

中には自作でパーツを組み合わせ、リアウイングを作り上げて装着する猛者もいるようです。また、リアウイングを独自に加工する人もいるようです。

この場合、方法によっては、ディーラーで用意されたオプション品やカーパーツの専門店で販売されているリアウイングやスポイラーよりも、安い価格で済ませられるケースがあります。

参考資料として、以下にそうした例を紹介します。なお、以下に登場するシビックはいずれも旧型です。

例1 ウイング取り付け
例2 純正リアウイング加工

リアウイングの取り付けで注意すべきことは?

しかし、リアウイングの取り付けるには、事前に注意しなければならないことがあります。実は車検の時に、その問題が起こります。リアウイングに限らず、装着したエアロパーツが基準をはみ出しているせいで、車検に不合格となるケースは多々起きています。

リアウイングを付けたまま車検を通るには?

リアウイングは、車検においては、両端が車体のサイドから165mm以上内側で、ボディとウイングの両端の隙間が上下2cm以下なら合格となるケースがほとんどです。

まとめ

リアウイングとは、リアスポイラーと違い二本の支柱があり、空気抵抗を抑制して走行性能を高めるために作られたエアロパーツです。

シビックの場合、Type-Rに純正品とオプションでリアウイングが用意されています。

ただし、それ以外のリアウイングを装着する際、車検で引っかかる(不合格になる)ことのないように事前の注意が必要になります。