5人・6人乗りとハイブリッドとターボの計4タイプ

ホンダジェイドは立体駐車場にもパーキング可能なロープロフィールでスタイリッシュなデザインの新感覚ワゴンです。
ステーションワゴンとしての使い方をしたいなら5人乗り、ミニバン的な使い勝手が欲しいなら6人乗りとそれぞれの用途に合わせたタイプが用意されています。
エンジンは1.5LVTECターボと同じく1.5Lハイブリッドの2種類のタイプが用意されており、価格帯はターボが2,398,680円~2,748,600円/ハイブリッドが2,898,720円~3,088,800円となっています。

力強いが環境性能にも配慮したエコなエンジン

ジェイドの燃費性能はターボで18.0km/L,ハイブリッドは24.2km/Lと環境にも優しい低燃費仕様となっています。
ハイブリッドシステムに採用されているのは1.5L i-VTEC+i-DCDで7速のDCTにモーターを組み合わせた点が特徴です。
DCTはいわばMTを自動化したものでダイレクト感があり、欧州では主流となっていますが、低速での制御が難しくぎくしゃくしがち、という欠点がありました。
ジェイドはそれをハイブリッドシステム化しモーターと組み合わせることで両者の良い部分をマッチング、なめらかで力強く爽快な走りを実現しました。
さらに全車にマニュアル感覚でシフト操作が可能なパドルシフトを装備するなど、爽快な走りも味わえるのが特徴です。
特にホンダ伝統のスポーティグレードの名前が冠されたRSではアジャイルハンドリングアシストが装備されます。
これはスピードやハンドルの操作から車両の動きを予測して自動的にブレーキを制御、連続したカーブを爽快に駆け抜けることを可能にしています。

卓越した環境性能

(出典:HONDA JADE)

ジェイドは力強い走りだけではなく、ホンダ独自のECONモード(エアコンの省エネモードやアイドリングストップ)やドライバーへのコーチング機能で低燃費運転をアシスト、全車で平成17年度排出ガス基準75%低減レベルをクリアしています。
さらに平成32年度燃費基準にもいち早く対応、特にハイブリッドについては平成32年度燃費基準+30%達成車にも認定されています。

まとめ

(出典:HONDA JADE)
かつては走りがいい車は燃費がいまいち、エコな車は運転が楽しくない、というのが定説でした。しかし、ジェイドは先進のハイブリッドや高性能で力強い1.5LVTECターボでエコモ爽快な走りも手に入れた、ちょっと欲張りな車です。荷物もたくさん積めて使い勝手も上々、それでいてスタイリッシュなデザインで生活臭もない新ジャンルのライフスタイルワゴンといえるでしょう。