ステップワゴン誕生から現在まで

ホンダ・ステップワゴンの誕生は1996年です。車両型式はRF1/2でした。当時、ワンボックス乗用車では珍しい駆動方式でFFを採用していました。このことにより低床化することができ、広い車内を実現することに成功しています。また5ナンバー車に収まる車両サイズだったので、税金も安く、運転の取り回しもしやすいことが理由で大人気となりました。

2代目

2001年の4月にフルモデルチェンジが実施され登場しました。型式はRF3~8型まであります。2005年まで製造は続けられました。グレードは「K」「I」「D」と廉価仕様の「Y」がありました。KとIのグレードにはパワースライドドアが標準装備されていました。

3代目

歴代の中でも大きなフルモデルチェンジとなりました。車両型式はRG1~4型です。2005年に実施されたフルモデルチェンジにより、運転席の後ろにもスライドドアが追加されました。これまでは助手席の後ろにしかドアが無く、後部座席への乗り降りはこの場所からしかできませんでした。
また低床・低重心化を新たなコンセプトとして室内の高さを変えずに60mmの低床化を実現しました。加えて40mmの低重心化をするとともに、全高を75mm下げることに成功しています。この改善により旋回中の車両安定性と高速道路での直進安定性を得ることになりました。

4代目

現行のひとつ前の型式になります。型式記号はRK1~7型です。カタログスペックは3代目と比較すると全長が50mm長くなり、全高は45mm高くなりました。大きくはなりましたが、5ナンバーのサイズには納まるように配慮されています。
特徴的なのは3列目のシートを床下に格納できるようにしたことです。3代目までは3列目シートは跳ね上げタイプで、シートをあげるのが重労働でした。この床下格納の登場により、楽に3列目のシートを収納できるようになりました。

5代目

現行型になります。型式はRP1~5型になります。このモデルになっての最大の特徴は安全装備です。5代目オデッセイやジェイドに次いでの採用となる安全運転支援システム「Honda SENSING」を全タイプにメーカーオプション設定しました。
また「わくわくゲート」の採用によりテールゲートが、横開きにも対応するようになりました。このサブドアの利用で、直接3列目シートへ乗降できるようになりました。
(出典:HONDA わくわくゲート)

先代モデルRK型の特徴

4代目のRK型は「みんなの楽」をテーマに、3代目から採りいれられている低床・低重心のコンセプトを引き継ぎながら開発されました。この世代のスパーダにはパドルシフトが搭載されています。またFF車が「平成22年度燃費基準+25%」を、4WD車が「平成22年度燃費基準+20%」をそれぞれ達成しておりミニバンの中でも低燃費車に分類できます。
ステップワゴンの人気は、スパーダのミニバンらしくないミニバンスタイルが世間から評価されていると言えます。

このRK型は中古車市場で程度がいい車両が常に流通していることが多いです。近年のミニバン人気もあるのですが、ミニバンを自家用車として保有する期間は長くありません。子育て期間ではベビーカーを始めとする荷物が多く積載能力が高いミニバンは重宝されます。しかしその期間を過ぎてしまうと維持費が高く、保有するメリットは少なくなってしまいます。そのため低走行でハードユースされていない状態で下取りに出されることが多いのです。これが理由で優良な中古車が市場に多く存在しているのです。

中古車でステップワゴンを購入する前に

前述したようにミニバンのメリットを最大限に活用できる期間は限られています。そのため新車で買うことを検討する前に中古車で買うことを視野に入れていただきたいです。歴代のステップワゴンの中でも先代のエンジンは、2.4Lを廃止して2.0Lに一本化しています。自動車税も安く維持費用が抑えられるのもメリットとなります。
ステップワゴンを購入する上で注意したいのは、過走行車を選ばないことです。過走行車を購入してしまうと、故障が続き初期費用は安く済んでも後から修理費で高くつく可能性があります。またなるべく整備記録簿の残っている車体を選ぶといいでしょう。メンテナンスレコードがしっかり残っている車は大切に乗られていた証拠です。購入後のトラブルもある程度抑えられる可能性があります。
事故修復歴がある車でも軽度な事故であれば、走行に支障はありません。相場より安いと感じたら、販売者に直接理由を聞いてみましょう。軽度な事故歴ならば購入後も大きな故障による出費に悩まされることはないでしょう。

ステップワゴンを中古で購入した人のレビュー

購入者のレビューを総合的に評価します。個人の好みになってきますが、外観のカッコよさに魅かれて購入を決めたという声が多いです。特にフロントグリルのメッキ部分に魅力を感じられている方が多い印象になります。
静粛性が高いと感じている人が多いようで、運転中も車内でうるさいと感じる人は少ないです。またミニバンにしてはフラつきが少ないという印象を持たれている購入者が多いのも特徴です。これは低床化が影響しているのでしょう。

まとめ

(出典:HONDA 中古STEPWGN)
中古でステップワゴンを購入する際には自分が欲しい装備が揃っている車両を探しましょう。歴代のステップワゴンの中でも4代目は3列目床下収納やECONの設定、全周にわたるガラスエリアの拡大により歴代最高の開放感を持ったデザインとなっています。エンジンスペックも総排気量は2000CCあり低速域からのパワフルな加速を実現しています。現行のステップワゴンのガソリン仕様車は1500CCなので、この先代のほうが排気量は上なのです。各グレードにより室内装備や車両スペックが違っていたり、オプションがついてなかったりする場合があるのが中古車です。ステップワゴンを中古で購入する際は、自分の好みに合った1台を探してみてください。