ホンダのSUVヴェゼルは運転モードを使い分けることができます。ECONスイッチをオンすることで機能するエコモード,ノーマルモード,SPORTモードがあります。普段使われるときは、ノーマルモードを選択すればよいのですが、場面によっては3つのモードを使い分けると、より快適なドライブが楽しめます。

3つの運転モード

ホンダのヴェゼルは日本の道路事情、特に都市部の道路事情にマッチした、ちょうどいいボディサイズと洗練されたエクステリアデザインが特徴です。ヴェゼルはエコカー認定を受けていますので、非常に燃費が良いのですが、何もエコモードだけで燃費が良いというわけではありません。ノーマルモードで走っていてもそこそこの燃費をたたき出します。
ドライバーの好みによって変わるところではありますが、一般的な3つのモードの使い分けの目安は次の通りとなります。

1) エコモード
加減速や信号による停止が頻繁な町乗りでは、急な加減速を抑制し、燃費を悪化させないために、エコモードを使用することをおすすめします。クルマ側がアクセル開度を抑制
し、急激なエンジン回転数の上昇を抑えるモードになりますので、ノーマルモードよりも燃費が向上します。最もEV走行に近い状態になります。

2) ノーマルモード
普段、普通に走行するとき、特に加減速が頻繁でなく平坦で流れている道路であればノーマルモードを選択します。エコモードを解除すればノーマルモードになります。
郊外の流れている道路や高速道路を巡航走行するのであれば、加速性能を犠牲にすることなく、ちょうどいい加減で燃費性能と両立して走ることができます。

3) SPORTモード
力強い加速が必要な場面で威力を発揮するのがSPORTモードです。普段よりもエンジン回転数が高くなるようCVTのレシオを合わせてくれます。急な上り坂や長い上り坂など、
力強い駆動力が必要な時、SPORTモードを選択すると、アクセルの開度に合わせた、レスポンスの良いドライブが楽しめます。

これらの3つのモードのうち、普段使うモードがノーマルモードです。アクセルを踏み込んだ通りの加速を味わえます。何もクルマ側からの制御が働かない状態になりますので、運転の仕方次第で、燃費性能が大きく変わってきます。普段から、ゆっくり発進、やんわり停止を心がけ、そのような運転が体に染みついている方であれば、ノーマルモードでも十分な燃費性能が得られます。アクセルを踏み込みすぎる癖がある方は、エコモードを選択した方が燃費は向上します。
(出典:HONDA ECON)

ノーマルモードの特長

エコモードとSPORTモードの中間のちょうどいい運転モードがノーマルモードになります。普通に平坦な一般道路を快適に走行したいのであれば、好みにもよりますが、加速性能を犠牲にすることのないノーマルモードを選択することをおすすめします。ノーマルモードでは、ドライバーがアクセルペダルを踏み込んだとおりのスロットル開度となり、レスポンスの良い加速が得られます。もたもた感がないのできびきびとした走りができるモードです。
パワートレインやドライブトレインの素の性能を引き出すモードですので、走る楽しみと経済的な走りとを程よく超窒してくれます。
渋滞などがなくスムーズな流れの一般道路をゆっくりと流れに乗って走るのであれば、ノーマルモードが最も適しています。

メータ照明でのお知らせ

ヴェゼルでは、運転状態をメーターの証明の色でドライバーにお知らせしてくれます。普通の運転状態だと青色になります。エコ運転時には緑色に変わります。ノーマルモードであってもエコ運転状態であれば緑色に光ります。急加速などを行ったときには照明は赤色に変わります。SPORTモードで走行している場合は赤色になるケースが多いです。
燃費が気になるのであれば、できるだけ青か緑の状態で運転するのが良いでしょう。ドライバーのアクセルの踏み具合で運転の状態が変わりますが、目で見て状況がわかるというのはありがたいですね。

モードの違いによる燃費の差

ドライバーの好みやシーンによって使い分けることのできる運転モードですが、モードの違いにより燃費はどのくらい変わってくるのでしょうか?
まずはエコモードとノーマルモードの比較です。全く同じ道路を同じ条件で走ったものではありませんので、参考値としてお考え下さい。
「エコモードで走行したら平均でも20㎞/Lオーバーです。普段通りの運転でも最高記録はは30㎞/Lオーバーを記録しました。」
「普段ノーマルモードで走行していますが、現在メーター表示で20.8km/lです。」
「街乗りでエアコンもずっとつけていてECOモードもしていなくてリッター18kmです。」
これらの評判からすると、エコモードとノーマルモードでの実燃費の差は5km/L以上あるのではないかと推測されます。走行条件がイコールではないので、正確な数字ではありませんが、エコモードの効果は十分ありそうです。

一方、SPORTモードではかなり燃費への跳ね返りが大きいようです。アクセルを踏み込んだ時にフルパワーで加速するので、ゆっくり走る場合に比べると燃費は明らかに悪化します。SPORTモードは普段味わうことのない加速力を味わうためのモードですから、その跳ね返りとして燃費が悪化するのです。
「スポーツモードにした瞬間から、スピードメーター類が赤いランプに切り替わりアクセルも軽くなる。実燃費は13~14kmぐらい。」
ノーマルモードに比べて5km/L以上低いデーターです。

これらを勘案すると、エコモードとSPORTモードでは10km/L程度の大きな差が生まれるようです。
町乗りで普段使いをされるのであれば、ゆっくりと発信できるエコモードかノーマルモードを設定しておくのが良いでしょう。どちらにするかはお好みによるところです。平均的な走行性能を必要と感じる方にはノーマルモードがちょうどいいと思います。

まとめ

(出典:HONDA VEZEL)
普通に町乗りをするのであれば、エコモードかノーマルモードが良いということと、モードにより実燃費の違いがあるということがわかりました。町乗りでも加減速の多い場合はエコモードの方が燃費が良く、さほど加減速が激しくない状態であれば普通の制御をするノーマルモードでも良いでしょう。
3つの運転モードは、好みや周辺の道路事情等に適したものを選ぶのが、賢い乗り方のようです。