手ごろな価格で購入しやすく、スポーティーな走りが堪能できることで人気の高いホンダのS660。オートマとマニュアルのどちらを選ぶか非常に迷われることでしょう。どちらにするのかを決断するための一助として、それぞれの特性などをご紹介しましょう。

1.S660の概要

まず、ホンダS660の諸元について確認していきましょう。

ボディタイプ:2シーターミッドシップオープンスポーツカー
駆動方式:ミッドシップ、リアドライブ
個性的な外観で見た目でミッドシップとわかるところがS660の特徴の一つです。
搭載エンジン:S07A型直列3気筒DOHC 660ccターボエンジン
最高出力:47kW [64ps]最大トルク:10.6N・m
トランスミッション:6MTとCVT
グレード:2グレード、αとβのラインナップ
車両本体価格:α 2,180,000円、β 1,980,000円

S660のラインナップは、α 6MT、α CVT、β 6MT、β CVTの4タイプとなっています。

グレードやトランスミッションの違いによるエンジン性能の差は全くありません。

2.オートマとマニュアルの性能差・価格差

ホンダS660の基本性能に関して、グレードによる違いはありません。

トランスミッションの違いで若干の性能差があります。
JC08モード燃費: 6MT 21.2km/L、CVT 24.2km/L

マニュアル車のほうが1割ほど燃費が悪いというカタログスペックになっています。

しかしながら実際に乗られているオーナーの方の評価は決して悪くなく、マニュアル車で走りを楽しめてこの燃費であれば、十分満足感が得られているという声が多いです。

尚、トランスミッションの違いによる価格差はありませんので、自分の好みでオートマかマニュアル化を選んでいただければいいと思います。

3.装備の違い

(出典:www.honda.co.jp/S660/)
グレードの違いによる差は、標準装備の充実度に差があります。またオートマとマニュアルでも若干の差があります。上級グレードのαはとても装備が充実しています。α専用装備は次の通りです。

・クルーズコントロール
・メーターバイザーリング
・ステアリングガーニッシュ
・ステンレス製スポーツペダル
・本革巻6MTシフトノブorCVTセレクトレバー
・本革巻ステアリングホイール
・アルミホイール(ブラック×シルバー)

外観の見た目はαとβでの差はなく、装備による違いのみということになります。

つまり装備の充実度で価格差が発生していると考えていいでしょう。
続いて、グレードによらずCVT車のみに装備されているものがいくつかあります。

CVT専用装備

・アイドリングストップ
・SPORTスイッチ
・パドルシフト

確かにCVT車でないと対応できない装備類です。

CVT車はアイドリングストップの機能がある分だけ、6MT車よりも燃費がいいのだと思います。

しかしながらマニュアル車では、ギヤチェンジなどの操作を楽しむという満足感も重要視されますので、これらの機能がなくても全く問題にならないでしょう。

4.どっちを選ぶ?

ここまでオートマとマニュアルでの差異を説明してきました。

では、どちらを選ぶのがいいのでしょうか?

結論を先に言うと、どちらでも構わないということです。

どちらを選ばれるかは自分の好み次第ということになります。より満足感の得られる方を選ばれればいいでしょう。

スポーツカーとしてクルマを操作し、走りを楽しみたいというのであればマニュアル車を、快適さを重視するならオートマ車を、それぞれ選ぶといいと思います。価格差が全くなく、外観の見た目も全く同じで、共通の装備が充実しているので、価格によって選ぶということはないでしょう。

このクルマの使い方を考えて選ぶのが、納得のいく選び方になります。

5.まとめ

ここまでの説明で、S660のトランスミッションの違いによるスペックの差異などをおわかりいただけたと思います。

オートマでもマニュアルでも自分の納得のいく方を選べばいいということもおわかりいただけたかと思います。

S660は例外的にトランスミッションの違いによる価格差がないクルマですので、クルマを使う目的に合わせれば良いでしょう。