非常に人気があり、若者のあこがれの車であるホンダのNSX。人気があるとはいえ新車で買うには高価すぎて手が出ないという方が多いことでしょう。それでは中古のNSXを買うという手もあります。中古のNSXのスペックがどうなのか、相場価格がいくらなのか、中古車市場にどのくらい出回っているのか等々調査します。
(出典:https://www.goo-net.com/usedcar/)(出典:https://www.goo-net.com/usedcar/)

1.最新型NSXの概要

最新のホンダのNSXは、2ドア2シーターのスーパースポーツカーで、ハイブリッドのみの1グレードになります。車両本体価格や主な諸元、性能は次の通りです。
・車両本体価格
23,700,000円
・パワートレイン
3.5L V6 DOHC ツインターボ+3モーター
V6ツインターボエンジンと3基のモーターによるホンダオリジナルの究極の4WD SPORT HYBRID SH-AWD
・トランスミッション
9速デュアルクラッチトランスミッション
・システム最高出力
427kW[581PS]
・システム最大トルク
646N・m[65.9kgf・m]
・燃費
JC08モード 12.4km/L
モンスター並みの走行性能を持ちながら、非常に燃費性能がいいというのが最新型NSXの特徴です。

2.中古のNSX

現行モデルは2017年から販売されています。2017年式の市場相場は23,900,000円~29,950,000円とオプションの価格込みなのかあるいはプレミアがついているのか、新車の車両本体価格よりも高額になっています。

中古車市場では20台近く出回っていますので、新車の販売台数から見ると結構多くのクルマが出回っていることになります。

この年式ですのでワンオーナーカーだと思われ、はずれは少ないと思います。

1990年9月~2005年12月 生産モデルも中古車市場に出回っています。

相場価格は2,990,000円~21,600,000円ということで非常にばらつきが大きいですが、安いものであれば十分手の出せる価格になっています。

全国で80台ほど出回っていますので、根気よく探せば程度のいいものに巡り合える可能性は十分にあります。

3.NSXの歴史

・初代 NA1/2型(1990-2006年)
初代NSXが発売されたのは1990年、F1ブーム真っただ中で、ホンダ敵はいないのではないかとさえ言われたほどの黄金期を迎えていた時でした。

初代NSXは2度のマイナーチェンジを行っており年式によって3タイプのモデルがあります。

・I型 E-NA1型(1990-1997年)
この年式ではエンジンはV型6気筒 3.0L DOHC VTECのC30A型エンジン(280ps)を搭載。

また、通常仕様のクーペから快適装備を外して軽量化を図ったタイプRが期間限定で日本国内のみにラインナップされました。

のちに販売されたタイプRでは、エンジンは標準車と同じV型6気筒 3.0L DOHC VTECのC30A型を搭載していますが、クランクシャフトのバランス精度や、ピストン及びコネクティングロッドの重量精度などエンジンの細部をより向上させ、気筒間ばらつき低減や慣性重量低減などによりレスポンスの向上が図られています。車両内部も約120kgの軽量化が行われており、ヨー慣性モーメントの低減や重心高の低下が図られ、サスペンションセッティングもサーキット走行を視野に入れた造りになっています。
タイプRの生産期間は約3年間でした。

・II型 GH-NA2/GH-NA1型(1997-2001年)
1997年2月にマイナーチェンジがおこなわれ、この年式で平成12年排出ガス規制に適合したものとなりました。

外観上では大きな変更はありませんでしたが、MT仕様車のエンジンが新たにV6 3.2LのC32B型(280ps)に変更されたのと同時に、トランスミッションは6速MTに変更されました。日本国内販売のみ、MT仕様にスポーツグレードの「タイプS」、従来の「タイプR」に相当する「タイプS-Zero」がラインアップに追加されています。3.2リッター化に伴う改良はフルモデルチェンジに相当するものでした。

・III型 LA-NA2/LA-NA1型(2001-2006年)
2001年1月には外観を中心としたビッグマイナーチェンジが施行され、衝突安全性を高めるためという理由もあるが、主に空力、そしてフロントの重量軽減を目的に、ヘッドライトを固定式に変更しています。このマイナーチェンジから半年後には「タイプR」が復活しました。

また、2003年10月の小変更ではCDチェンジャーおよびイモビライザーが標準装備化されるとともにこの年式から平成17年排出ガス規制に適合し、形式記号がLA-NA#からABA-NA#に変更されています。

NSX-Rは2002年5月に発売されました。名称は、I型の「NSXタイプR」から「NSX-R」に変更されています。

標準車からの変更項目は基本的にI型と同様ですが、空力性能の向上による操縦安定性の向上が図られています。

さらに、ボンネットやリア・スポイラーの素材をCFRPとし、軽量化もより進められています。

2005年2月には、最後の特別仕様車「NSX-R GT」(型式ABA-NA2)を発表しています。

1か月間限定でSUPER GT参加のホモロゲーション取得用に5台限定で販売され、価格は50,000,000円でした。

実際に売れたのは1台だったという話もあります。相違点はCFRP製エアロバンパーなど外観のみで、エンジン(カタログ値280PS/31.0kgf・m)、ミッション、ダブルウィッシュボーン等の基本性能は変更ありませんでした。

初代NSXが販売されていた当時は、出力に関して280psまでという自動車業界の自主規制があったため、NSXもカタログ上は280psとなっていますが、一説によると300ps以上出ていたという話もあります。

4.まとめ

(出典:www.honda.co.jp/NSX/)
初代NSXは2005年に生産を終了し、しばらくの間は販売されていませんでしたが、2016年に2代目が念願の復活を果たしています。初代NSXには根強いファンがおり、今でも乗られている方が多くいます。ですから中古車市場にも手入れの行き届いた程度の良いNSX[が何台も出回っています。スーパースポーツカーに乗ってみたいと思われるのなら、無理して新車を買う必要はありません。中古車でも十分走りを堪能できますので、参考にしてください。