バモスのハイルーフバージョン ホビオ
ホンダバモスはいわゆる軽ワゴンですが、ホンダ独自のMR(ミッドシップリアドライブ)を採用し、タイヤを4隅に配置し低く構えたフォルムが特徴的です。
バモスも荷室高は1,060㎜と十分な荷室高を実現してるのですが、さらに荷物を積みやすくするためにハイルーフ化して120㎜車高を高くしたのがホビオです。
バモスは乗用車(5ナンバー)ですが、ホビオには背の高さを活かしたホビオPROという商用バン(4ナンバー)も用意されていました。
ハイルーフ化しただけではなく、ホビオには独自のフロントマスクとリアデザインが与えられているので、実際に比較すると印象はかなり異なります。
13インチのアルミホイールとローダウンサスペンションでどっしり構えたバモス、ハイルーフとユニークなフロントマスクでフレンドリーなホビオ、といった印象です。
ホビオは単にルーフを高くしただけではなく、室内には28か所のユーティリティナットが追加されています。
これはボディ側を加工することなく、簡単に市販の6㎜径のパイプなどが取り付けられるもので、自由自在なアレンジが可能となっています。
グレード構成やカラーなどは基本的に共通?
バモスとホビオはいずれも最終型では「G」グレードのみの展開で、ボディカラーや基本的な装備はほぼ同じです。
価格はバモス「G」の1,374,000円に対し、ホビオ「G」が1,359,000円で比較すると若干バモスの方が高価です。(出典:GTNET バモスG)
おもな装備の違いですが、バモスは13インチアルミホイールとローダウンサスペンション、ホビオは撥水+消臭仕様のシートとなっています。
4ナンバーバン仕様のホビオPROはカラーが4色となり、独自のシンプルなタフタホワイトがPRO専用に用意されています。
リアシートもバモス及びホビオの分割可倒式から一体可倒式に変更され、背面は汚れもさっと拭きとれるワイパブルマット仕様となっています。
燃費についてはバモスとホビオは15.0km/L(2WD:3AT)で共通ですが、ホビオPROは装備が簡略化され車重が軽くなった分、15.6km/Lと若干ですが向上しています。(出典:HONDA ホビオG)
純正オプションから社外品まで豊富なカスタムパーツ
バモスは1999年にデビューし2018年5月まで販売されたロングセラー車で、カスタムの素材としても人気があったことから、純正オプションパーツだけでなく、さまざまな社外品のパーツが販売されています。
カスタムの方向性としては、バモスはローダウンフォルムを活かしたスポーティ路線、ホビオはアレンジしやすい荷室を使ったユーティリティ重視の路線が主流のようです。
バモスではレースシーンでも有名な「無限」のフロントエアロバンパー(価格84,000円)が、シンプルなデザインで、低く構えたフォルムにマッチするのでおすすめです。(出典:無限 バモス フロントエアロバンパー)
ホビオについては、足回りが12インチのままではやや物足らないイメージなので純正オプションの「Modulo」ブランドの13インチアルミホイール(価格19,440円:1本)を履かせたいところです。
その上で室内も広いバモスホビオならではということで、今流行の車中泊仕様にしてみるのはいかがでしょうか。
バモスホビオはリアシートを倒せばフルフラットな空間が出現するので、そこにエアーマットを引くのもお手軽でよいのですが、そうすると荷物の置き場がなくなってしまうのが困りものです。
そのためバモスホビオ用のベッドキットが数多くリリースされており、5,6万円程度で購入可能です。
倒したシートの上にかさ上げしたベッドを引くタイプなので下に人数分の荷物を置くことも可能です。
ホビオの場合は背が高いのでベッドキットでかさ上げしても狭苦しさは全くありません。
まとめ
バモスとホビオ及びバン仕様のホビオPROはルーフの違いは背の高さだけと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、実はキャラクターもスポーティなバモス、アウトドア向けのホビオと異なっています。
購入する際には、そのキャラクターを比較して理解した上で、好みの一台を購入したいものですね。
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